2021年3月9日火曜日

原発のDNA

原発は危険なので、

特に狭くて地震国の日本では

立地するために

絶対安全と言う他なかった。

言った手前、

安全対策は不要になった。

金縛りのように安全対策が打てなくなった。

危険なものを人倫に背いて敢えて入れる時の必然。

それが安全神話。

過酷事故が起こった後、初めて安全対策を打っている。

それが安全神話の必然。

絶対安全と言った人が

神話を一番信じた。

恐怖と責任を忘れるために神話を信じるほかなかった。

ミイラ取りがミイラになった。

自分たちの安全作業さえおろそかになった。

原発が危険だけではない。

それを扱う人間固有の弱さがもっと危険。

これが、原発の危険の本質。

どこまでいっても、拭い去れない。