2017年4月16日日曜日

原発の紛争時の危険とコストの認識を

北朝鮮の日本への攻撃が有りうることは日米韓は認めていても、北朝鮮の ミサイル攻撃からの原発の安全性についての論評や防備対応が検討されたといった記事を一切見ない。規制委員会も何も言わない。核を搭載していない通常ミサイルがたまたま原発に当たってしまったと言い逃れて、核先制使用の非難を受けること無く核ミサイルと同じ被害を与えられるから危ない。原発イコール核弾頭という恐怖と対策防備の高コストにより原発やめようということになるから政府も規制委員会もメディアもこの危険に触れないのか。それとも平和呆けなのか。或いは、此の期に及んで、不安を煽っての混乱を心配するなら、国民の命を代償にする安全神話が未だに続いているということではないか。確かなことは、紛争時の原発へのミサイル攻撃や空爆の危険は度外視されていることである。
我々は今もっと、この危険に向き合わなくてはいけない。原発の地震だけでない真の怖さとコストを認識しなければならない。