確かなことは、原発はやめられるなら、やめるに越したことはない電源だということ。そして、確かなことは今、原発が無くてもやっていけているということ。
「やめなければ」と切実に思っていない人でも、この二つで、原発をやめるに十分ではないか。
CO2削減のために原発を再稼働することは、CO2より悪い放射能を出す原発として本末転倒である。原発をやめることは、CO2削減より遥かに重い。全力で原発ゼロで持ち堪え創意工夫してみてもなお削減が足りないなら、そのことと福島の状況を世界に説明し削減の遅れを情状酌量してもらおうではないか。どこまで出来るかやってみるつもりで、基本計画を原発ゼロの目標値で作り直すべきである。
基本計画の、2030年、太陽光の比率7%は、現在、既に7割強達成し認可未稼働分を含めれば優に超えているので、今後12年間、認可を一部取り消し新たな設備認可はゼロという数値である。原発ゼロどころか真逆の太陽光ゼロの計画である。
資源エネ庁の失敗による無駄な賦課金を太陽光のコストのせいにして、いつまでも太陽光はコスト低減が課題と言い続ける。太陽光・風力は火力を伴い、蓄電池も高いのでCO2削減が出来ないと一点張りで真価を生かそうとしない。
太陽光のコストの低下は予想を遥かに超え、既に10円/kWhを割っている。送配電線を使用しない太陽光・風力の電気を消費する簡単で確実な方法も有る。例えば、電気自動車への補給等である。
原発をやめるに必要なお金は、「アベノミクス」の日銀増刷券で賄おう。その影響をどう被ろうと、国民は原発をやめられるなら耐え忍ぶ。使用済み燃料も原発をやめるなら引き受ける。
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