安倍首相は選ばれた人には、大きなことを成し遂げれば小さな不正は許されるという、ドストエフスキーの「罪と罰」の主人公ラスコーリニコフのような考え方をする人かもしれない。日本経済を向上させれば、もりかけ問題の数億円や一大学の新設は許される。拝金主義者の本領である。
しかし、安倍首相がやろうとしている大きなことは経済だけでない。他に大きなことが、小さなことと同じやり方でなされることが怖いのである。済んだことは集団的自衛権、進行中のものでは原発とその輸出、将来は憲法9条。
役人は議員の個人情報を掴み、黙らせる。安倍首相が役人を通じて議員を黙らせるのは朝飯前だ。そして、国民が自由に議論する、或いは考える機会を摘むことだけに終止する。
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