太陽光パネルは、地震停電時に何故、役に立たない。
9月15日館山に行き、昨日まで停電だった地域でヒアリング調査を行った。
屋根につけたお宅の太陽光パネルの個別の自立運転は行われた。
しかし、自立運転しない野立て及び屋根上の太陽光発電所の近隣、周りのお宅の電気状況つまり停電の時間は、発電所が近くに無いお家と何の違いも無かったそうだ。日中、晴れて太陽光パネルは発電出来ると思われるのに、停電時、その電気は何の役にも立っていなかったようだ。
太陽光発電された電気は分電盤、系統の配電線を流れ、近い負荷から使われていく。
愕然とした。せっかくの分散電源が停電時、何も役に立たなかったということなのか。
これで良いのだろうか。FITという多大な犠牲を国民に強いる一方、わざわざ分散電源の長所を矯める、なんと芸の無いことか。
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